グリンピース

グリンピースは、その名の通りマメ科のエンドウの青い未熟な種子のこと。
むきみエンドウとかエンドウ豆とも呼ばれ、サヤごと食べるものをサヤエンドウと呼びます。
その使用は、ヨーロッパ古代に遡りますが、中世までは、専ら種子を(穀物)として利用していたらしく、
グリンピースとし歴史に登場するのは1066年、ノルマンディー公のイングランド征服以降のことです。
我が国へもたらされたのは、明治初期。野菜用品種が欧米から伝えられ、明治中頃には、グリンピース
として広まりました。 野菜の中では、栄養が高く、たんぱく質や鉄、カロチン、ビタミンB1、Cなどが多く
含まれます。  4月から6月頃がグリンピースの旬。 やわらかく新鮮なものをエンドウ飯にするもよし、
サッと塩ゆでして料理の彩りやさらだ、スープに利用するもよし。
健康食として、その甘みのある風味を味わいたいものです。

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